お久しぶりです(これいつも言ってる)
2020年、1月17日、ついにシャーマンキングレッドクリムゾンが完結しましたね。
この先の話はこれを読んでる事が前提で話が進みます。
完結しましたが、昨日までもやもや、え、ここで終わるの?ほんとに?
私の推しは蓮とその公式夫婦の蓮メイなのでそこに今回焦点を当てて色々色々考えをまとめていったのですが、つい先ほど解を得まして、個人的に納得しまして、これはTwitterだともったいないな、よしそんな時のブログじゃねえか!と思いました。
考察します。
ここから先はレッドクリムゾンを全話読んだことがある事が前提
そして全て私自身の個人的な蓮メイに関しての意見となります。
不快に思った方は閉じてくださいね。
潤さんに関しての解はまだ得ておりません。ので彼女の事はいったん脇に置かせてください。申し訳ありません。
まずなんで私がこんなにもやもやしてたのか
私が蓮メイ好きで蓮が二次元界頂点の推しで蓮が推しのくせにハピエン厨だからです。
まずレックリ一巻にあたる一話~四話、メイデンがもうこの世にいない所からのスタートとなりますね。
わかってる。それはフラワーズでわかっている。
メイデンがこの世からいなくなるシーン、それが初めてレックリ四話で明かされる。
そのまま二巻。
「何でもかんでも蘇生すんのは……」
「メイデンも蓮もそれを望むかわかんねー」
「お墓は建てた」
という所からメイデンの蘇生は絶望的なんですね。
へーいハピエン!ざまあみろ!
うるせー!
そもそも私にはもう何をもってハピエンなのかわかんねえ!!
私のハピエンは蓮とメイデンと黽が三人仲良く一緒に暮らす事なんだよおお
そのハピエンは私のエゴでしかないんだよお
黽はそう望んでるかもしれないけど、あまりにも罪を多く背負った蓮メイの二人がそれを簡単に受け入れて自分達だけが幸せに生きるなんてそんな事しないんだよ
わかんねえんだよお……
「お前達はどうあがいても幸せにはなれない」
珍さん、その言葉は私にとって呪いだった。数か月、この言葉に悩んだ。
『幸せになるために一緒になった』んじゃなくて、
『共に不幸になるためにこの二人は一緒になった』んだ……
私はしばらくそう思っていた。
はいはい私の意見はどうでも良い。そのまま三巻。
も~~~~~見てこの表紙!推しが推しが推しがかっこいいんですよ~~~~
蓮のアクスタ出ませんかね~欲しい!!
そして三巻、解釈総辞職の第十廻です
十廻に関してはもう記事があるので詳しくはこちらを見て頂きまして
私はこの廻で珍さんの呪いが解ける。
じいさんがそんな事言おうと、蓮はメイデンと黽を幸せにしたい。
『共に不幸になる』のではなく
『自分一人で幸せになれないのなら、お互いがお互いを幸せにする』が蓮メイなんですよ。
ここで蓮さんの奥様に対する壮絶な爆弾級のノロケ話が聞けるんですけど。
私はここで疑問に思うのですよ。
蓮はメイデンにぞっこんで愛していて大好きなのは伝わる(全巻通して蓮からのスキンシップも非常に多い)
でもね
私にはメイデン→蓮が一切見えてこない。
ここ、ここです。
ここにすごくもやもやしてるんです。
メイデンからあるとすればマンタリテの「あの時から私は彼の事を……」発言と
レックリ四話の一連のやりとり。
本当にこれだけ。これだけなんです。
本当にメイデンは蓮が好きだったのかな。
罪の意識で一緒にいるだけじゃないのかな。
どうして黽という幼い一人息子を置いて一人で聖少女としてこの世からいなくなってしまったのかな。
ここ、本当にわからない。
でもね、レックリ最終廻でその解を得た。
少しだけわかった。
シャーマンキングは国語の教科書ということを忘れるな
蓮は多くを語らないし、他のキャラも本音を口にするキャラってそんなに多くなはい。
葉くんだって人間が嫌い
ホロホロだって心の奥底はクールなんです。
蓮メイ好きな方はおわかりでしょう。蓮メイのフラグは無印原作のそこかしこにあるのに、二人は会話を一切しないし接点なんか一切ないので読者が読みとるしかないんです。
はい、そんなわけで今回のレックリも国語の授業です。
・メイデンは本当に蓮のこと好きなの?
・蓮メイ黽は蘇生を望んでいるの? を追います。
レックリ四話ってやっぱり大きい
一つ目の疑問
・メイデンは本当に蓮のこと好きなの?
そりゃ好きだろ。深く考えすぎだよ。ここはシンプルに考えましょうよ。
夫が買ってきてくれたチーズでチーズケーキを焼く女だぞ。
しかも以前も作ってるぞ。
あと、やはりこのセリフ
「シャマシュ……黽の事、どうか守って下さい」
「―――…蓮…… 愛をありがとう きっとまた会えますよね」
メイデンの最期のセリフです。
家族にはこれだけ、たったこの一言だけを残して、この世を静かに去るのです。
「愛をありがとう」
他人にも愛を与える事ばかりだったメイデン。今回のブラックメイデンに対してもそうです。彼女は博愛主義者です。
人を愛することを厭わないメイデンが、
「愛を(くれて)ありがとう」と蓮に向けて残すのです。
愛を与えていたメイデンが、逆に愛をもらえて嬉しいんです。
深く考えすぎだろって?考えますとも、だって彼女が蓮に向けて発した数少ないメッセージですよ!!むしろ唯一といっても過言ではない。
でもね、ここのメイデン、まだ聖少女です。
自分を犠牲にしてまでブラメイを助ける、その行動と、
「愛をありがとう(でももう私はこれ以上の幸せは望まない)」ともとれるんです。
自分が幸せになれないとわかっているから。
レックリ最終廻から解を得ます。
二つ目の疑問
・蓮メイ黽は蘇生を望んでいるのか
ここで登場するのが最終回、今月のレックリです。
FOM 神々の代理戦争。
勝てば一つだけ望みが叶う。
黽の望みはひとつ。しかし黽くん、これもここでは語りません。
おそらく、おそらくですが母の救済、蘇生です。
蓮の望みは憎しみの連鎖を断ち切る世界、世界が平和になるような世界づくりです。
多分ね!ここも多分ね!!
メイデンが望む世界を作る、それが蓮の望みです、が!!
蓮さん!それは!神には!頼りません!!!!!
痺れる……むり、、、かっこいい、、、
かっこよすぎてスマホぶん投げたんですよ(お前の意見はどうでも良い)
私の確信は次の蓮のこの一言
「F.O.Mで ジャンヌの魂を救うぞ」
この一言で全ての廻がイコールでつながります。
私の個人的解答
メイデンの第四話のセリフ「愛をありがとう」の次
「きっとまた会えますよね」
この部分、聖少女として発するなら明らかにおかしい。
決意して、家族を捨ててまで自己犠牲を払うならばこのセリフは出てこない。
四話を初見で見た時、
十話を初見で見た時、
そして十六話、最終回でだいぶこの言葉の印象が変わるんです。
四話は
「霊だったらそりゃいつか会えるよな」って単純に思った。
十話は
蓮の「必ずまた会えるその時……」の言葉で
蓮は会う気満々でいるし、
メイデンがいつか会えると信じてたことが、蓮にも伝わってるんだなって安心した。
ってかそのメッセージ、テレパシーで伝わったの?とも思った。
メイデンが口に出して残したメッセージではないし、ツーカー阿吽の呼吸なのか?とも思った
夫婦だな!!
最終回であれ?って思った。
「F.O.Mで ジャンヌの魂を救うぞ」の蓮の言葉を聞いてから
「救う」とは???????って思った。
「会う」ではない「救う」なんです。
・メイデンは聖少女として家族を残してこの世を去った。
・蓮とメイデンが蘇生を望むかはわからない(by潤とホロホロ)
のに「救う」という言葉が出てくる。
救うとは?魂の救済とは?ブラメイから解放すること?蘇生?
そもそもメイデンが救済を望んでいるのか
望んでいたんですよ
「きっとまた会えますよね」
これです。
これは聖少女の意思ではなく、道・アイアンメイデン・ジャンヌの「個人意思」です。
ここが本音です。
会いたいんです。
蓮と黽に会いたいんです……。
助けを求めてはいけない聖少女の彼女の、僅かな微かな救援信号です。
その救援信号に対しての「救う」発言。
蓮はメイデンの「聖少女」の部分ではなく「ジャンヌ個人の本音」を逃さず掬い取っていたのです。
だから十話であの言葉「必ずまた会えるその時……」がテレパシーのように出てくる。
だから最終回で「ジャンヌの魂を救うぞ」という言葉が迷いもなく出てくる。
ジャンヌの本音を根こそぎ掬い取るなら、蓮がジャンヌを蘇生する可能性はあります。
蓮がゴリゴリに固まったメイデンの聖少女の部分から本音を聞き出せる事を願います。
というか蓮の場合、聖少女の部分も一人の人間としての部分もどちらも愛してくれるのでしょうね、あ~~~~いいねいいね~~~~ラブラブだね~~
お姫様を助ける白馬の王子様であってくれ。
スパスタに期待です。
おそらく口ではメイデンは蘇生を拒否するかもしれません。
同じく罪を背負う蓮も蘇生に躊躇するかもしれません。
しかし、その背中を押すのは黽だとも思います。
蓮とメイデンが蘇生を望むかはわからない(by潤とホロホロ)
肝心の本人達はなんも言ってないぞ!!!!!
ここで全てがイコールで繋がった蓮メイ解。
本日、ここで初めて連載お疲れ様でした、ありがとうございました。と公式にお礼が言えます。
ね、ということは蓮メイのなれそめは武井先生が書いてくれるんでしょ?
ね、期待してますよ
かなりね!!!!!
くだらん考察にお付き合い頂きありがとうございました!
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