えー
前回からいくらか間が空きましたが、今回も蓮メイ推してる私が二人の軌跡を追っていく記事の第二弾を書こうと思います。
第一弾はこれ
どっちから読んでも問題ないですが原作時系列に沿ってるので第一弾から読んで頂くとよりわかりやすいかと思います。
ターニングポイント3:オレの家族…
ここから先は知っている人もいれば知らない人もいるでしょう、ジャンプ連載後のお話です。
ここで決定的に蓮メイフラグが立ちます。
参考資料:講談社版33巻、リミックス16巻
蓮メイフラグの前に蓮推しとして語りたいシーンはまだまだあるんですけど(樹林プラントでの蓮とリゼルグタッグの頭脳プレー最高じゃないですか?文武両道すぎてしんどい。イケメンインテリ大卒コンビ……)
ここからはシャーマンキング史上最高の蓮の見せ場がやってきます。
道家編で主役だったじゃねーかって?それ以上ですよ。これを見ずして蓮は語れません。
第290廻~第291廻、洞のプラント、ニクロム戦。
「ハオを助けに行く」
そんな葉の言葉を最初理解できなかった蓮は、この戦いを通じてようやくその真意に気付く。
兄を蓮に殺されたニクロムと対峙する彼は、自ら憎まれ役となりニクロムを挑発すべく、初期の技で圧倒的にねじ伏せていく。(この時の蓮の顔がめっちゃいい。顔が本当に良い。好き)
本気でオレを憎め、と。
本気の心をぶつけてこい、と。
満身創痍のニクロムは蓮に向かって叫ぶ。
何が憎めだ。何が不迷だ。お前、矛盾してるじゃないか。
「憎しみの連鎖を断ち切るなんて!やっぱりお前にはできないんだよ!!!」
ニクロムのオーバーソウルを手で受け止める蓮は、こう返す。
「出来るさ。全てオレが受け止めるのだからな」
連載初期から抱えていた蓮の心の闇と、家の問題。
憎しみの連鎖を断ち切る為にシャーマンキングを目指し、それを不迷とした彼は、ここでついに結論を出すのです。
「答えは、悩みきることだ」
この一言に蓮の全てがつまっていると思います。
作中で一番精神的に成長したキャラクターは道蓮だったなと。だから私は彼の事が好きなんだなと改めて感じるシーンです。
さて、ニクロムとの戦闘の後、蓮はここで初めて素直に弱音を吐きます。
自分が受け止め続ける憎しみがやがて大きくなり、自分を蝕み、やがで自分が鬼になってしまうのではないかと。
プライドの高い蓮が仲間に弱音を吐くことなどなかなかないですよね。
葉くんはそんな蓮にこう言います。
いずれ良い人が見つかり、家族ができれば、憎しみなら全て吹っ飛ぶと。
憎しみを消すのは愛だ、と。
ここです。
この言葉を聞いた蓮、
「オレの、家族……」
と言いながら頰を赤らめます。
この時すでに蓮の心にはメイデンがいたのでしょう。
決定的なフラグです。
こうして物語は完結しました。
あとはご存知の通りの展開です。
300話。最終廻。
講談社版単行本35巻、リミックス版16巻。
大人になった蓮は、銀髪で赤目の少年、黽(メン)を連れてふんばりヶ丘にやってきます。
黽のかーちゃんは誰だ。
キサマに教える義理はない。
と、友達なのに結婚報告をしないとかどんだけメイデンさんを独占したいのか…
ここで蓮はメイデンの名をあえて出しませんが、黽くんの特徴でお察しできますよという展開。
最終回はシャーマンファイトから7年後なので、2007年。
蓮21歳で黽くん0歳なんですけど、お子様ランチ食べてるしバカって喋る黽くん…これは設定ミスかしら…
ここでシャーマンキングは真完結を迎え、幕を閉じます。
さて。
真完結とはいえ、マンキンシリーズはまだ終わりません!
続編、そして新章と続きます。
むしろ蓮メイ的にはここからがスタートです。
こちらに関しては文字数的に次回に繋げたいですね。
ここで宣伝ですが、
新章の方は6/17に2巻が発売されます。
ゲーマーズさんやWonderGOOさんの方では店舗特典が付くらしいので、ぜひぜひ!
特典いらんけど本屋行くのだるいから楽して読みたいという方はアマゾンからも予約できるようなので気になる方はぜひぜひ!忘れずに!
この2巻……控えめに言ってオトナ蓮がヤバい
ではまた次回お会いしましょう!
私が書いてるシャーマンキング系の記事
私のマンキンアニメ実況感想(感想というか叫んでるだけ)(随時更新中)
私のマンキン漫画感想(2020年6月17日よりきまぐれユルい更新)